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#61 そして伝説に・・・ガストロフェスト

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前回の記事 でガストロフェストというイベントに向けてバブリーダンスの練習をしていると記載したが、先週の土曜日が本番だった。 結果から言うと大成功で、後日の投票では パフォーマンス部門で圧倒的な1位に輝いた!!!!! (写真は載せられないので、最後の打ち合わせ時のメモ・・・w) まさか、30を超えてダンスをやることになるとは思いもしなかったが、まるで文化祭の準備をしているような「 THE青春 」を味わえることが出来て、個人的には非常に満足している。 MBAの良さはこういった、人生第2の青春を謳歌できることもあると思う。 自分の場合は、大学時代は公認会計士の勉強しかしておらず、大学だりいーと言って単位もギリギリしか取れなかったし、たいして友達もいなかった。 しかし、今回のESADE Class of 2020の同級生はみんな協力的で、練習もみんな参加してくれて(合計すると25時間練習していた)、自分にとっては本当に遅れてきた青春だなあとしみじみと感じた。 と同時に、ESADEを言う学校に入学して本当によかったなあと心から実感する機会になった。 「進学する学校があなたにとってのBest School」というのが私のGMATの師匠の言葉であったが、まさにその通りであった! 周りの外国人の同級生も「Amazing!!!」と絶賛してくれて、これで少しは日本人のプレゼンスも高められたのではないかと思っている。(相変わらず授業ではあまり発言できないが・・・) Term1も残り1カ月を切ったが、試験含めてもうひと頑張り踏ん張りたいと思う。 ではでは。

#60 バブリーダンス (Term1 残り1カ月)

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さて、就活のことから180度転換して、MBA生活について書いていこうと思う。 時期としては11月下旬のため、Term 1があと1カ月で終了という感じ(授業が始まってから2カ月半が経過した)。 なお、現状の優先順位はこんな感じ。 就活(80%)>イベント準備(15%)>授業(5%) ◎進捗は・・・(Academic面) 相変わらず、授業は聞き取れないことも多いし、Group Meetingもさっぱり貢献できていない。笑 ただ会計は得意なので、Accountingの中間テストは無事に満点を取ることが出来、Accountingのプロフェッショナルという認識はどうやらクラス中に広がっている模様(と信じたい)。 地道な積み重ねで、やっとクラス内では認識されてきたかなという感じである。 今のところ、全てが必修授業なので、この授業は面白かった的なエピソードはないが、この点に関してはTerm 2以降に期待したいと思う。 ◎ガストロフェスト(イベント面) さて上記の通り、何とか会計の得意な日本人という認識で、知名度を上げようと試みているものの、やはりこれにも限界はある。ただ幸運なことに、我々日本人の知名度を一気に上げるイベントが来週末に開催される。 「 ガストロフェスト 」と呼ばれ、各国の料理を振舞う+パフォーマンスを行うという催しである。 日本料理はそもそも外国人の関心が高いので非常に効果的だが、個人的にはパフォーマンスで日本人のプレゼンスを上げたいと考えている。 日本人はシャイでなかなか会話しない(というか本当は英語がわからなくてできない)という印象を持たれがちだが、このパフォーマンスでそんな彼らのイメージを刷新したいと考えている。 皆で話し合った結果、今年は「 バブリーダンス 」を行うことになり、 ほぼ毎日練習している。 実はこのバブル、単純に面白いというだけでなく、Economicsの授業でもバブル経済が取り上げられたほど、世界的にみると異常な事態であったらしい。ということで、Economicsの授業でも取り扱ったバブルを我々が再現するよっていうのが、今回のダンスのコンセプトである。 同期に非常に恵まれたということも幸いし、今のところ順調に準備を進めている。 このあたりESADEの ・Collabora

#59 (MBA就活戦線③) ボスキャリに行ってきた

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11月9日~11日の3日間にわたって開催される、 ボストンキャリアフォーラム (通称ボスキャリ)に参加してきた。 今回も大変申し訳ないながら、まだ就活の最中にいるということで、私に関しての進捗や具体的な会社名についてはあまり書けない点をご了承いただきたい。 また、私はMBA1年生なので前回の記事同様に、特に断りがなければ「インターン」の選考に関しての記載である。 ◎そもそもボスキャリとは MBA就活においては、ある意味最大級のイベント。上記の通り3日間で開催されて、各社の面接などが実施される。参加費は無料であるが、我々のようなヨーロッパの学生はボストンまでの渡航費とホテルは当然自腹。しかも開催近くになると、一気に値段が高騰するので、MBA私費学生で少しでも就活をしようと考えているのなら、渡航前4,5月あたりに申し込んでおこう。 ◎ボスキャリでは何をやるの? ボスキャリでは上記の通り、各企業の面接が行われる。しかし、こちらも業界によって温度差が全く違うので、情報収集してみた感じで、各業界につきボスキャリで何が行われるかまとめておこうと思う。 ・コンサル コンサルは2種類あって、まず①基本的にボスキャリで 選考は無い 。(MBB等は学校との取り決めがあって、この時期には選考はまだ解禁されていない。)そのため、基本的には個別相談会という形で、社員の方々とのコーヒーチャットが実施される。 ただ注意したいのが、②いくつかのファームは 実際に面接が行われる 。通常の面接に加え、コンサル特有のいわゆる「ケース面接」も実施されるので、この時期までにケースの基礎は固めておきたいところ。 ・投資銀行、外資金融 ボスキャリが最初で最後のチャンス(だと思われる)。アプライすると、ボスキャリ前から複数回の電話面接があり、そこを突破すると ボスキャリで最終面接 といった感じの模様。とにかく投資銀行や金融系は採用に関してはすべてが早いイメージ。 なお、MBA合格後の壮行会には出たほうが良いと思われ、壮行会でのパフォーマンスもフィルターになっている模様(ただし、噂ベースで確証はナシ)。 ・事業会社 どちらかというと、投資銀行や金融に近い位置づけか。ただし、ボスキャリが最終面接なのか、あくまで途中面接の一部でボスキャリ後も面接

#58 (MBA就活戦線②) ボスキャリ前までにしておくこと

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引き続き、MBAの就活関連の記事を書こうと思う。まだ1年生なのでこれ以降断りがなければ「サマーインターン」のことを記載する。 なお、申し訳ないながら私個人のこと(志望業界、進捗)は書くことを控えたいと思うので悪しからず。 ◎基本情報 まず案外知られていない(というか自分がよく知らなかっただけ)のが、各業界における就活のタイムラインである。同期等から収集した情報も踏まえまとめると以下のようになる。 ・投資銀行、金融系→早い。早いところでは国内にいるうちからインターン募集しているところも。壮行会への出席も必須と考えた方がよい(壮行会が1次選考の役割を担っているとかいないとか、噂ですが)。ボスキャリ(BCF)を通して応募したとして、9,10月ごろから電話面接が開始、11月のBCFでさらに面接といった感じで進んでいく。 ・事業会社→BCFで面接する所が多い印象。そうなると投資銀行同様に9,10月あたりから電話面接開始。もちろんBCFに出展しない会社もあるので、そのあたりは個別に調べる必要がある。 ・コンサル→一部を除き、年末ないし年明けから選考が始まる(グローバルの協定で決まっている?)。そのため上記2業界に比べると選考プロセスは遅いといえる。BCFで個別相談会を行っている会社もある。 ◎理想的なタイムライン 理想的には、 ①5,6月の年内にいるうちに「壮行会」にはできるだけ出席しておく ②同時期にCV(英文レジュメ)を完成させておく ③8月の学校が始まる前にスケジュール感の把握 ④9,10月電話面談の準備をしていく ⑤11月BCFに挑む といった形だろうか。 ◎BCF前にしておくこと 私もBCFには行こうと思っているが、その前にしておいた方がいいことをまとめておく。 ・ 飛行機、ホテルの手配 →ASAP。日程が近づくにつれてどんどん高騰していく。私は5月には押さえていた。 ・ 壮行会に出席 →国内にいるうちに(5,6月)各社の壮行会には出来る限り出席しておいたほうが良い。まず各社の社風(雰囲気)を掴むことが出来るし、面接での話のネタにもなる。あと、連絡先を登録しているので、のちのち就活関連の情報が入手しやすくなるというメリットがある。 ・ 電話面接の準備 →当たり前だが、BCFを最終面接を位置付けている企業も

#57 近況報告(Term1 半分経過)

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さて、実は前回の更新から1カ月以上も空きが出来てしまっていた。 予想通りMBA生活は多忙を極め、正直ブログを更新していく余裕が全くなかった。笑 そんなMBA生活(ターム1を言われる1学期の中間時点まで)を記載していこうと思う。 ◎授業 事前の予想通り、全くついていけない。笑 特に日本人は同級生はじめみんな苦労している。特に最初は講義の80%以上何を言っているのかもわからないなんてことも普通にある(私の英語力の問題?)。 ただ、何となく慣れては来るもので1カ月半この環境にいると、次第に聞き取れるようになってきている(ような気がしている)。 そして日本人のもう一つの問題点は「発言力」。海外MBAではバンバン手を挙げて自分の意見を言うのが普通だが、私含めてここに苦戦する日本人学生は多いように思う。 理由として ①そもそも教授の質問が理解できていない ②発表した生徒の意見が聞き取れず(理解できず)、議論の方向性を見失う ③勇気がない があるが、②が結構原因であることが多い気がする。教授の質問は何となくわかって発言しようとするが、先に海外勢がバババっと意見を述べていく過程で、「あれ、俺の理解って正しいんだろうか」と不安になり、結局そのまま議論を見失うことが多々ある。 で、結局海外勢の意見が結構的外れで教授が最終的に考えを述べるのだが、それがまさに自分が最初に言おうとしていた事だった、なんてことが案外あったりする。 言ったもん勝ちの文化ではある気がするので、もう少し自分の意見を(間違っているかどうかは気にせず)に言ったほうが良いなあと日々痛感している。 ◎グループワーク これが目下、最大の地獄である。 カオス極まりない、他のグループのメンバーからも、おたくのグループはやばいね・・・と言われるほど。 誰もリーダーシップがないうえに、各人が各々の主張を繰り広げるのみになっているのでマジでやばいし、ついていけない・・・。 「会計学」に関しては、私に任せてくれる風潮が出来つつあるが、他の科目でのグループへの貢献は今のところ皆無に等しい。 もし英語でなければ、無理にでも自分がリーダーシップを発揮したい(というかそのくらい今のレベルはやばい)ところだが、英語という壁が私の前に大きく立ちはだかっている。 ◎優先順位 さ

#56 MBA授業開始 (大大大大苦戦中)

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先週のオリエンテーションを経て、今週より本格的にMBA授業が始まった。 ◎相変わらず英語で大苦戦 これだけは声を大にして言いたい、 日本の英語教育は間違っている!! 各クラスには約60人の生徒がおり、日本人学生も各クラス約5名程度在籍している。しかし、ここまでのところ日本人の英語力は圧倒的に低い。他の55名の生徒が普通に講義を聞き、普通に議論に参加できているのに、私含め純ドメの日本人はやはり苦労している。 海外に来て改めて思ったが、これは 異常な事態 だと思う。日本人だけ英語力が本当に低い。もう日本の英語教育が間違っているとしか思えない。 まあ、教育への愚痴はさておき、今週からグループワークも始まっている。が、これも本当に イバラの道 である。今日も議論に参加できなくて涙目、帰ってきて涙目、心が折れていた私は、食事中ファーストフード店に入ってきた物乞い(普段からよく入ってくる)に思わず日本語でキレてしまった。そのくらい精神的に参ってきている。笑 グループメンバーは、チリ人(男)、スペイン人(女)、南アフリカ人(男)、ペルー人(女)、ロシア人(男)、ブラジル人(男)、私の7名。 ちなみに扱うケースも非常に分量が多く、Readingが苦手な私には堪えている。 同居人はいつも深夜まで飲み歩いているので、彼らに進捗を聞いてみたら「ああ、ケースは余裕で読み終わったよ」とのこと。もう本当に日本人の英語力って何なんでしょう・・・。 ◎グループミーティングの悲劇 結論から言って、今日も3時間のMtgがあったが、結果二言しか発することが出来なかった。本当にチームに貢献できずに、また自分の存在価値の無さに絶望して心が折れてしまった。 原因は、 ・彼らの英語が早すぎる ・議論の展開についていけない ・質問する隙すらない ・会話に入っていけない ・自分の考えが言えない ・準備不足 もう本当にどうすればよいのか暗中模索である。ただ一つ、最後の「準備不足」は完全に自分の責任なので、ここを徹底的に排除して「 準備だけはめちゃくちゃしてきた 」という状態でMtgに臨むしかない。そうすることにより活路を見出すしかないのではないかと思っている。 今から英語力を爆発的に上げるのは不可能に近い。(というか中学生から17年くらい英語学習をしてきてこの

#55 平成最後の夏 in Barcelona (その3)

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さて本日から正式にコースが開始された。 今日は写真撮影と指紋採集など、形式的なことが多かったので、本格的には明日からということになる。 来週からは授業も始まり、読まないといけないケースも多く、早速雲行きが怪しくなってきている。笑 あと最近少し寒くなってきて、今日IKEAに行って掛け布団を買おうと思ったら、誤って掛け布団カバーを2つ買ってしまった。もはやスペイン語なのか何語なのかわからない表記の物をエイヤーで買ってしまった自分に激しく後悔。 結局ZARA Homeにて英語でやり取りして、掛け布団の購入に成功した。 さてこの2週間のまとめの最終回として、手続き系を簡単にまとめたいと思う。 ◎スペイン到着後の手続き(続き) #50 で簡単に述べたが、今回は役所などに出向かないといけない手続き系のお話。 ・エンパトロナミエント(住民登録)←以下のTIEに必要 こちらは直接出向く。 ゴシック地区の市庁舎 であれば予約なしでOK。スペイン語は話せなくても、とにかく「エンパトロナミエント、エンパトロナミエント」と連呼して、何とか取得することが出来た。 持ち物は、賃貸契約書とパスポート。 私はオーナーが休暇中で直接サインをもらえていなかったが、不動産業者に無理を言って彼女のサインとIDカードのコピーで代用した。ルームメイトも到着前で全員のサインはなかったが、特に突っ込まれることもなく、すんなりと受取。 意外と手続きは緩い印象。 ・TIEの申請 学生証みたいなもので身分証明書になる。 #50 の通り予約はしたが、私の場合ビザにNIE番号の記載がなく不安を抱えていたが、とりあえず書類の受領はしてもらえた。 持ち物はパスポート(コピーも)、TIE申請書(EX17)、写真(背景白)、入学許可書、エンパトロナミエント、税金の支払い完了証くらいだったような。 申請後約1カ月で受領できる。 今はまだ待ちの状態であるが、これを無事に受け取れればPaperworkは一通り完了となる。 ちなみにTIEの申請前に、税金の支払い(€15.6)が必要。 ・定期券購入 手続きとはあまり関係ないが、定期券として T-mes という1カ月乗り放題パス(Zone2)を€72で購入した。学校があるサンクガという駅はやや郊外なので、Zone2というやや

#54 平成最後の夏 in Barcelona (その2)

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さて、この2週間の出来事のうち、「その2」ではESADEのプレ授業、ネットワーキングについて書いていこうと思う。 ◎ネットワーキング こちらのほうがインパクトがあるので、ネットワーキングから。純粋な日本人の自分にとって海外での立食パーティや、ネットワーキングの機会は完全に初めて。 本来なら縮こまってしまうところだが、ここは腹を決めて海外勢に突入していった。立食パーティではとにかく握手をしまくり、I'm XX(←自分の名前) を連発しまくり。とにかく、ぐいぐい行ってみることにしている。 ちなみに自分は酒が飲めないが、もうこれまでにないくらいのハイテンションで絡んでいっている。 が、 やはり英語の壁は厚い 。 相手がゆっくり話してくれているのは分かっているものの、それでもなかなか会話はうまくいかない。個人的には英語は2種類あると思っている→ネイティブが話す「ネイティブ英語」と色々な国の人が国際的な場面で話す「インターナショナル英語」。もちろんスペインで、なおかつ、うちの学校はDiversityに力を入れており世界各国から学生が集まってきているので、「インターナショナル英語」が話せればOK。「ネイティブ英語」より格段に難易度は下がるはずが、それさえも苦戦している。 とにかく頑張ってキャラ立ちしたいと切に願っている。 あとESADEに来る人はみんな優しい。協調的な校風を押しているだけのことはある。 ◎英語の事前クラス こちら、参加したのはなんと全員日本人だった。建付け上、英語が CEFR でC1くらいの人は集まってねという感じだったが、結局日本人しか集まらなかった。 もう、これは 日本の英語教育が間違っているとしか思えない 。 ◎スペイン語の事前クラス こちらは、各国から集まってきて、10人×2クラスくらいで構成されていた。 1クラスは日本人+インドネシア人、もう1クラスはヨーロッパ各国やアメリカ人のクラス。 ここでも、自分含め日本人の語学力のなさには我ながら衝撃を受けた。 インドネシア人は結構対応できていたのに、日本人はなかなか苦戦していた。 もう、これは 日本の語学教育が間違っているとしか思えない 。 なんか根本的なところから変えていったほうが良いのではないか。 しかし、クラス全体を通して英語もス

#53 平成最後の夏 in Barcelona (その1)

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この2週間強、いろいろなことがありすぎた。笑 実は新居に引っ越したはいいものの、インターネットがつながらずにいた。前の記事にも書いたが如何せんスペイン語しか通じずにネットの開設にも時間がかかってしまった。 本当に色々なことがありすぎたので、まずは「その1」としてイベント系のまとめを書いていこうと思う。 「その2」は授業・ネットワーキング系、「その3」はスペインの手続き系を書いていこうと思う。 ◎カンプノウでFCB観戦 メッシのゴールも見れたし、雰囲気も味わうことが出来た。 ◎狂気の沙汰、トマティーナ 先日、バレンシアの近くブニョールという村で開催されたトマティーナに日本人の同期と参加してきた。 この祭り、とにかく「トマトを投げまくる」というもの。この時点で意味が分からない・・・笑 概要は他のWebページに譲るとして、本当に本当に「 カオス 」だった。まず実際にトマトを投げまくる前の行事として、 石鹸を塗りたくった棒を登って一番上に括りつけられた生ハムをとる儀式 からスタートする。(正直、これも意味が分からないwww) もう棒の周りは無秩序で、我先にをよじ登ろうと、女性の頭でも関係なく足場にしていく・・・。最初は歓声が上がったり、一応の盛り上がりは見せたが、後半はもう無理だろムードで、観客もだんだん飽きて来る。(これが2時間近く続く・・・) そうこうしているうちに、号砲とともに狭い路地に市の職員と大量のトマトを積んだトラックが侵入してきて、市の職員がトマトを観客に投げまくるwww 観客はもみくちゃになりながら、そのトマトをキャッチし、思い思いのほうに投げていく。 言葉にしても分からないと思うが、東京メトロの通勤電車の2倍の人口密度で、空中から飛んでくるトマトをキャッチし、それを投げていく感じだ。 もちろん投げられていくうちにトマトも崩れていくので、大量のトマトペーストが飛び交い全身トマトまみれになる。 (最初の棒のぼりの図) (トマトが投げ込まれる図) (トマトまみれの図) 本当に日本にいたら味わえない、カオスな経験をさせてもらった。 ただ、同期とも話したが、「1回は経験したほうが良いけど2回目はない」というのが我々の総意であった。笑 ◎バレンシア観光 さて、この

#52 夏になると思い出す(受験を振り返る)

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なぜか夏になると毎年、いまだに大学受験予備校のパンフレットを見てしまう癖がある。笑 もう10年以上前なのに、大学受験はやはり人生の挫折の一つとして胸に刻まれているんだなあ、と自分の無意識の感覚に驚いてしまう。 ◎受験戦歴 中学受験、大学受験、会計士受験、MBA受験と大きなテストは今までの人生で4つ通過してきた。自己評価としては、 ・中学受験→◎ ・大学受験→▲ ・会計士受験→〇 ・MBA受験→〇 といった感じ。中学受験は文句なしで大成功。自分の実力以上の結果を出すことが出来て大満足だった。 会計士受験は一度短答式に落ちているものの、最終的には短期でパスできたので、まあ結果オーライ。 MBA受験も、特にGMATはまだまだやれた感があるが、最終的にはとても良い学校に進学出来ているので結果オーライ。ただし、今年の2,3月はマジで毎日悔やんでいた。 だが、卒業生や同級生と会ってみて、ESADEのことがより好きになり、これが自分にとってベストだと確信が持てるようになってきた。 冒頭の通り、やはり大学受験は未だに悔いている節がある。どう考えてももっと効率的にできたし、もっと早期に結果を出すことができたはずである。最終的に、早慶の某学部に拾ってもらえたから助かったものの、最後は首の皮一枚だった。 ◎勉強の型 実は自分は都内の結構な進学校出身なのだが、周りを見ていて大学受験当時は自分の「勉強の型」が出来ていなかったなと思う。結局自分の「勉強の型」が分かったのは会計士受験の最中であった。ハタチを超えてようやくこれが分かったので会計士試験は受かったと思っている。 一方でMBA受験は「勉強の型」は分かっていたものの、他の制約が多すぎた(=勉強だけしてればOKというわけにはいかない)。社会人なので特に時間が自由に使えない。それと地頭の悪さが災いして、GMATはなかなか成果を出すことが出来なかった。 「勉強の型」ってなんだよとツッコミを入れたくなるが、これは言葉では説明できないので勘弁。。。汗 何て言うか、全般的な勉強の仕方+どういう気持ちで勉強に向き合うかみたいな・・・。 ◎妄想話 毎年夏になると予備校のパンフレットをウェブで眺めつつ、もう一度大学受験をやってみたらどうだったかなーと

#51 公認会計士という資格

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ここ最近、大学時代に公認会計士という資格を取得しておいて本当に良かったなと実感することが多い。(注:ここでは会計士試験論文式(2次試験)合格を資格取得を同義と捉えます) MBA後へ向けての就活や、MBAプレクラスのAccounting授業など、目に見えるメリットもあるが、精神的にもメリット(漠然とした将来への危機感は他職種よりは薄いなど)も結構あるように感じる。 ブログ投稿も50記事を超えたので、ここで少し毛色の違うものも書いてみようと思う。(相変わらず読者いないですがwww) ◎会計士試験の概要 調べるのが面倒なので、覚えている範囲で書く。まず1次試験として短答式、2次試験として論文式があり、それに受かると概ね資格取得となる。上記(注)書きでも書いたが、修了試験(3次試験)や実務要件のことはここでは割愛。 短答式の試験科目は 財務会計、管理会計、監査論、会社法。 論文式の試験科目は 財務会計、管理会計、監査論、会社法、租税法、選択科目(経営学、経済学、統計学、民法から1つ)。 ちなみに9割がた経営学を選択する。 ◎試験として 個人的に、この試験は非常に優秀だと思う。会計士なので会計・税務関連の科目があるのは当たり前だが、幅広く色々な科目の知識が必要になってくる。特に選択科目(経営学)があるのは秀逸だと思っている。 経営学は文字通りの経営学に加えて、ファイナンスの基礎を問う問題も出題範囲である(DCFとかCAPMとかベータとか)。 正直このあたりのことを大学の講義で聞いても、よくわからぬまま試験の過去問を暗記して、よくわからぬままとりあえず試験はパスという感じになっていただろう。 しかし、会計士試験という点数を稼がないといけないというプレッシャーがかかった状況では、いやでも真剣に取り組みそれなりに理解・習得することが出来る。個人的にここでファイナンスの基礎を習得できたのは結構な財産だと感じている。 ◎MBA受験との関係、難易度 正直ビジネススクールに入るためには、 会計士だから優位ということは一切ない 。ちなみに 社費派遣は私費派遣より目に見えて有利 。私費の人頑張りましょう。 MBA試験はある種「地頭の良さ」+「英語力」が必要で、努力ではどうにもならない部分もある。また「運」の要素もある(GMATの点数のボ

#50 住居決定とスペイン到着後にやること

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レストランで食事が運ばれてくる前に、携帯をいじっていて、ふとメモ帳に目をやった。するとIELTSで苦戦していた当時の試験の感想や自分への戒めのコメントがいくつか出てきた。 その中にはこのブログですら書けない自分自身への罵詈雑言が結構あり、 今にして思うとIELTSですら結構苦労していたんだなあ と、少し感慨深くなった。 ◎住居決定!! ようやく家が99%決定した。場所は観光名所のカタルーニャ広場の真ん前w よくデモとか起こるけど、大丈夫かしら・・・ 長い道のりであったがルームメイトを募ってから1カ月半くらいでようやく決定した。最初はルームメイト探しや、Skypeでの顔合わせ、さらには物件の内見等、私が率先してやっていき、ほかの2人はフリーライドかよと思っていたが、最後に国ごとの違いが出たw まず、ドイツ人。イメージ通り厳格!私が不動産屋とやり取りしていて、不動産屋も英語がそんなに得意ではなく、やり取りに行き詰っていると感じるや否や、「交渉関係は俺がやる」とスペイン語がわかる彼の友達を介して、契約関連一式を対応してくれた。 やはり交渉事や契約事に関しては、自分が納得しないとダメというスタンスで、納得するまで不動産屋と交渉をしてくれた。非常に助けられた。 次にイタリア人。彼は特に何もしていないが、輪を乱すこともなく、我々の提案に意見することもなく、のらりくらりという感じだった。笑 しかし、お金の振込や契約書へのサインは滞りなくやってくれたので、そういった面では感謝。 そういえば、日本、ドイツ、イタリアの組み合わせってどこかで・・・。 4 Bedroom (うち1つは小さい)+2 Bathroom の部屋である。 ◎到着後にやること さて、家探しもそうだが、スペイン到着後にやることは案外多い。ここでまとめてみる。 ・携帯電話(もしくはSIMカードのみ)取得 →空港で対応可能。 ・銀行口座の開設 → ESADE の生徒であれば、事前に案内のあるスペインの銀行で口座開設可。その後、サインをするために支店に出向くと、デビットカードをもらえる。 ・ 在留届 の提出 →リンク先のサイト参照。すぐに完了出来る。 ・住居決定 →頑張ってください。 ・エンパトロナミエント(住民登録) →住居が決定し

#49 家探し佳境+海外送金Final+授業開始

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さて、なかなか決まっていなかった家探しもようやくゴールが見えてきつつある。 ◎家探し 結局、学校のFacebookサイトにある、ルームメイト募集のExcelシートから連絡を取ってみたドイツ人と、同じく彼にコンタクトをとっていたイタリア人の3人でシェアすることになりそう。 今までの人生でここまで外国人と頻繁に連絡を取り合うのも初めてというレベルで、毎日チャットをし、Skypeでも色々と話した。 バルセロナに到着しているのは自分だけなので、とりあえず目ぼしい物件は片っ端から代理店に電話やメールをして、内見の予約を取り見て回った。この前の記事でも触れたが、スペイン人の英語話せる率は基本的に結構低いので、スペイン語のみしかダメそうなところは基本無視するなど色々と大変であった。 そんな中、個人的に良さそうな物件が2件ほど見つかり、どっちにしようか今意見している最中である。日本で例えると、一つは渋谷駅近の市街地ど真ん中、もう一つは駅からはやや外れるが表参道的な感じ。 もうどうせだから、思いっきり街の中心部でもいいのかなーと思っている。 ◎海外送金 さらに続き またまた海外送金のお話です。笑 しつこいようですみません。やっぱお金の話は好きみたい、会計士だからなのか。 結論として 先述 の Transferwise で出来るだけ多めに送金をすると、お得であるということが判明。 2018年8月4日の円対ユーロレートは約@128.73。 この時100万円を①FXサイト( YJFX )→ Prestia →スペインの銀行の従来スタイルで換金すると、 1,000,000円/128.73=€7,768.19が最初手に入り、これを一度Prestiaに入金(ちなみにこの時FXサイト→Prestiaで1,500円かかる)。その後にスペインの銀行に送金すると、中継銀行手数料で€20、銀行手数料で€18が引かれて€7,730.19が手元に残る。 次に② Transferwise のみ使用した時は、 サイトによると現時点では1,000,000円は€7,726.73になるらしい。一見すると、換算レートが@129.42で上記①よりも悪く見えるが、こちらの場合追加での手数料は一切発生しない。それでも①のほうが最終的な受取€が多いが、FXサイトからPrestia

#48 初パエリアと海外送金の続き

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さて、バルセロナ生活も10日が経過した。 授業も始まっていないのに、なかなかの濃厚さである。 多分授業が始まるとブログどころではないと思うので今のうちに頻繁更新。 ここのところの生活をまとめてみたいと思う。 ◎家探し 目下、一番時間を使っている。 ドイツ人とコンタクトを取っていたら、新たにイタリア人が興味を示したというので、じゃあ3人でという感じで3人用のアパートメントを中心に見て回っていた。 Idealistaというサイトをもとに、地元の不動産屋に直接連絡を取ったり、日本人の経営する不動産屋に連絡を取ったりと色々対応に追われながら、何件か内見を済ませたところである。 そこで驚いたのが、 ・案外 スペイン人で英語が話せる人が少ない!! ・ スペイン人かなり適当!! アポイントメントのドタキャンが多いこと。 スペイン語オンリーのおじいちゃん担当者と2人で内見した時には、マジで何も伝わらずにお互い身振り手振りで会話を成立させた。笑 その報告で昨日、ドイツ人・イタリア人・私の3人で再度Skypeを実施。そしたらイタリア人が急にイタリアから同じ学校に進学する女の子を加えて4人にしないかと提案、、、いやーもう3人用アパートで結構探しちゃったよ・・・と思ったが当然Noとは言えず、結局4人になりそうな。今度は4人用を探さないと・・・。(ちなみに全員同級生です) いや、なかなか日本みたいにカチッと決まらないものだねえ・・・。この面倒くささを求めていた感じもするが。 もう少し時間がかかりそうです。。。 ◎食と健康 掲題の通り、今日スペインに来て初めてパエリアを食べた。基本的にパエリアや海鮮物は海に近いエリアに有名店が多く、今いる学生寮の近くに有名なレストランはないが、期待せずに一応頼んでみるかと頼んでみたら結構美味くてびっくり。 ちなみに今日の昼は、カタルーニャ広場前の有名デパートの屋上で食べた。久々にアジアンなものを食べたいなあと思っていたら、「 Yakimeshi 」というメニューがあったので速攻注文。チャーハン的なのを期待していたら以下の写真の物が出てきた。期待して食べてみると、無味な炒め飯が出てきて少し惨めな思いをした。それもあってか、パエリアがより一層おいしく感じた。 ちなみにYakimeshiを作ってくれたのは、

#47 スペイン渡航前の手続き

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スペインに到着後、やや時間に余裕も出てきたので、ここで出国前に行った手続き関係一覧をまとめておこうと思う。 (しかし、やはりまだ家は探し中・・・) ◎役所関係 ・国民年金 こちらは企業に属しているのか、個人で開業しているのかによって異なる(はず)。 しかし住民票を除いてしまうと勝手に権利が消失するので、究極的には放っておいても大丈夫(なはず)。しかし、任意継続加入などする場合は市区町村の年金事務所に出向く必要がある。 私は、独立開業後は第1号被保険者で毎年銀行引き落としの前払いで済ませていたので、この銀行引き落としを停止する手続きは別途行った。 ・所得税 会計士なのに、正直あまり税には詳しくない・・・笑 開業時に税務署に「開業届」を提出しており、また青色申告事業者の選択を行っていたので、とりあえずこの2つの取り消しを行った。つまり「廃業届」の提出と、青色申告者の辞退的な届け出。 あとは一応、日本の居住者でなくなる(非居住者になる)ため、 納税管理人の選定 を行い届け出を行った。一応、本年度もわずかに事業者としての収入があるので、確定申告する際に代わりに行うものを定めるというもの。とりあえず父を選定したが、確定申告関連の準備は次の一時帰国時に行う予定。 ・住民票を抜く(海外転居届) これは先輩方から最後にやれと言われていたので、本当に出発の2日前に行った。ただ、2週間前から手続きは行える模様。 これを行うことで非居住者になり、健康保険も、年金も、住民票の取り寄せも無効になってしまう。 なお、引っ越す際は除票を大使館だかに提出する必要があるらしい。私はスーツケース2個のみで、引っ越し荷物はないので関係なかった。 ・国際免許証 結局自分は迷った挙句やらなかったが、海外で運転する人は必須。 ・国民健康保険 こちらも自分の場合、特殊だったので参考程度に。2年前に大手監査法人を退職後は国民健康保険ではなく、元いた会社の健康保険制度に 任意継続 しており、毎月保険料を支払っていた。 完全に運がよかったのだが、任意保険の期限がちょうど2年で渡航のタイミングと被ったので、任意保険の最終月(2018年7月)の保険料を払ったのち、保険証を返却すればそのほかの手続きはなしでOKとのことであっ

#46 バルセロナ到着

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さて、4日前に無事にスペイン・バルセロナに到着した。 湿気がなく、カラっとしていて非常に心地いい気候である。しかも海もあるし、歴史的な建造物もあるし、結構自分的には理想の街なんじゃないかと思ったりもしている。 しかし、まだ住む場所が決まっていない・・・笑 最初は一人暮らしをしようと思っていたが、せっかくだし今までの自分ではやらなかったことをやってみようと、シェアをしたいなあと思ってきたためだ。 日本人は英語のPreコースがあるので早めのスペイン入りだが、他の国の生徒は9月直前に入ってくることが多く、ここの1カ月のタイムラグが結構面倒くさい障壁になっている。 私は、とりあえずシェアできる前提で、最初の1週間はホテル→今日から1カ月は仮の学生寮で暮らすことにした。そのため学生寮で暮らしつつ、ルームメイト探し+家探しを行っていかないといけない。 昨日直接コンタクトを取ってみたドイツ人とSkypeチャットをしてみたが、まあいい感じだったのでこのまま上手く進めばいいなあと思っている。 上記にも書いたが、せっかくのMBA生活なので、今までの自分なら絶対にやらないであろうことにどんどん挑戦していきたいと思う。 また、Facebook上の同級生グループでFCバルセロナの試合を見に行こうぜとの呼びかけがあったので、これに応じ、8月15日にバルセロナVSボカジュニアーズの試合チケットを勢いで予約してしまった。笑 ただ44€と思ったよりも安めだったので、これならシーズン中も結構カンプノウに通えるんじゃないかと密かに期待が高まってきた。楽しみ。 とりあえず学生寮の部屋にエアコンがついていないので、窓を全開にして何とか耐え忍んでいるwww (窓からの景色) ではでは。

#45 渡航直前

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渡航の準備が忙しすぎて、すっかり更新を忘れてしまっていた。 しかも準備まだ30%くらいしか終わってない・・・出発まであと10日なのに! ということで役に立ちそうな情報をまとめてみる。 ◎外貨購入(ユーロ) 外貨購入や為替、FXなど今まで全く無縁の生活をしてきたので、結構ストレスフルな作業であった。 全く面識はないが、この人の ブログ を参考にさせていただいた。おそらく私のブログを見てはいないと思うが、御礼を言いたい。 もうここ最近はFXトレーダーかよと突っ込みたくなるような感じになってきていて、ユーロの変動に一喜一憂。そもそもユーロの変動が激しすぎて、今全部替えるべきか、徐々に替えていくべきかの答えも難しい。 最近は1ユーロ=128~129円で推移しているが、120円になることもあれば135円になることも今後ありそう。実際一番最初のDepositを入れたときは137円だったみたいで、今考えると結構損している。 とりあえず残りの授業料分と向こう数カ月の生活費分は替えようと思う。 ◎家探し これも非常にストレスフル。 もう、 日本にいるうちに家を決定することはあきらめた 。 可能ならルームメイトを作ってシェアしたいが、我々日本人が7月渡航するのに対して(英語のPre class受講のため)、その他の国の生徒は8月中旬以降に渡航するらしく、そのあたりの調整も難しい。 てか、そもそも結構ルームメイトをみんな作ってしまっているっぽい、、、出遅れた!! ◎メンタル 正直ここ1,2カ月は大丈夫かよ・・・という不安に覆いつくされていた。 しかし、いざ出発10日前になると、 もう何とでもなるっしょ! と逆に吹っ切れてきた。それに伴い、非常にわくわく度が上がってきている! (家も、同居人も決まっていないのにねえ・・・) 中1で初めて電車に乗って東京まで通学するとき以来のわくわく感である。笑 ◎その他 手続き系について。留学前はこういう手続きが必要ですと体系的にまとめようと思ったが、時間がかかりそうなので手短に。 大きなところでは、2016年8月から独立という形で公認会計士事務所をやってきたが、今回「廃業届」を提出し、我が会計士事務所は無事閉所となったwww ちょうど丸2年だったので、逆に手続きが色々と楽な部分があ

#44 Speaking Skill

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なぜか最近IELTS Speakingに関する記事( こちら )へのアクセスが多いので、Speakingについて思うところを書いておこうと思う。 ◎テストスコアと実際の会話の違い テストスコアと実際の会話力はあまり関係がないと思う。 極論を言ってしまえば、テストにおいては内容は嘘でもいいのでスムーズに話せればいいスコアが取れる。実際私もIELTSのSpeakingの試験において、自分の意見を述べる時も自分の本心ではなく、答えやすい内容をあえて答えることが多々あった。 当たり前だが、Speakingの試験はあくまで「会話ができるか」がポイントであって、個人的な見解や主張はどうでもいい。(ただしロジカルな構成は必要) 試験において「このTopicに対してどう思う?」的な質問が来た場合、Aと答えるか・Bと答えるか、これはその後の展開がしやすいほう(理由を説明しやすい、エビデンスを示せる等々)を選ぶのが正解である。 一方で、通常の会話はそうはいかない。 同じく「このTopicに対してどう思う?」的な質問が来た場合、当然だが相手は明確にこちらの見解を求めている。自分がAだと思ったら、Aだと思うと主張し、その後はAを支持する論理展開をする必要がある。 なんでこのような話をしているのかというと、現在留学前に英会話を受講しているのだが、案外ここのところのギャップに苦戦している。個人的にはAだと思うのに、Bで論理展開したほうが簡単だなあ、という場面に遭遇することがあり、ついつい「俺はBだと思う」と嘘をついてしまうことが多い。笑 特にMBAは本音で議論しあうグループディスカッションが活発なので、自分の考えを論理的に説明するスキルは必須である。今のままだとダメダメだなあ。 こうしてみると、IELTS Speakingのスコアは7.0以上をとったことあるし、MBAの合格も頂いているものの、会話力はまだまだ全然ダメだなあと痛感してしまう。 本当に英語は難しい。 要はテストはテストと割り切って、向き合いましょうというのが言いたいことです。笑 ではでは。

#43 海外送金、焦った・・・

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出発準備の一環として、海外送金・ユーロ購入を何とかしようと考えていた。 今まではDepositに関しては日本の銀行から海外送金で何とかしてきたが、如何せん手数料が高く、ほかの人たちは利用していないようである。 先月になるが、何もわからないままとりあえず プレスティア の口座を開設してきた。 なんかよくわかんらないまま1カ月放置した後、そろそろ使い方がわからないとやばいと考え、メインで使っているみずほ銀行の口座から数万円をプレスティアに移動させ、そのままユーロに換金してみた。 こちらは何の問題もなくプレスティア内で円→ユーロに換算ができた。 ちなみにプレスティアはMBA生だと 特権 あり。 ◎FXサイトを使った換算 しかし手数料をもっと抑えたいのなら、FXサイトを使うといいという噂を耳にした。 簡単に言うと、(以下はお金の流れ) ①日本の銀行→②FXサイト(円→ユーロへ換金)→③プレスティアのユーロ口座へといった流れ。 大体プレスティア内の換金とFXサイトの換金では、1ユーロ=プレスティア@127円、FX@126円といった感じで1円くらい違っていた。 ◎実際やってみた。→大変なことが起きた・・・ ここまで能書きを垂れているが私はこの手の話は全くの素人・・・。 プレスティアの換金が簡単かつ一瞬でできたので、FXのほうもやってみようと、本日みずほ銀行の口座からFXのサイトに5万円ほど移動させ、実験的に換金してみようとした。 操作も簡単そうだし、なんとなーく進めていき、ユーロをBuyボタンを押した。 そのあと現受すれば交換完了ね、と取引履歴を見ると、 なぜか100万円分のユーロを購入 と表示されていた。 ん、ん、ん、・・・・!!!!!!!!!!!!! どうやら、購入単位をミスって100万円分のユーロを買いポジションで建ててしまったらしい!!!(会計士試験でなんとなく勉強していたので状況は把握できた) おいおい、思いっきりリスクにさらされとるやんけ・・・訳も分からずとりあえずお客様サポートに速攻TEL、事情を説明した。予想通り、意図せず(というか操作ミスで)買いポジに100万円分建てていたよう。しかも設定をよく見ていなかったのでレバレッジの設定が最大になっていたとか。 とりあえず、決済しないとと、電話のサポート

#42 (MBA就活戦線①) 戦いはもう始まっている?

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タイトルの通り、MBA進学者の就活は出発前から始まっているようである。 これからは進展があったタイミングでMBA私費受験生の就活事情も書いていこうと思う。 (必然的に守秘義務等で固有名詞は出せなくなると思うのであしからず。) 私自身、私費留学で行くのでMBAという手段を使って、新しい働き口を探さないといけないのは重々承知であったが、それにしても諸々の動向が早いこと・・・! ・コンサル、IBの壮行会は概ね終了 5月中旬から始まった壮行会シーズンも概ね終結に向かっている。そこで色々情報を仕入れたところ、あくまで噂ベースなので真偽のほどは不明であるが、壮行会が実は一次選考でスクリーニングをやっているとか、あの会社はもうサマーインターンの締め切り間近とか、もう行く前から一度就活モードにギアを入れる必要があると実感した。 しまった、、、私はというと完全に壮行会は楽しむことを優先にして、全く就活モードではなかったw また一応、学校のキャリアサポートからの要請でレジュメを作り直して、学校のテンプレに当てはめる形で先方に提出したところ、Congratulationとのメールを頂戴した・・・笑 受験の時と内容をほとんど変えていないのに、これで大丈夫なのか!?w いろいろ不安な就活の幕開けである。 (しかも私は公認会計士で、いわゆる一般の就活は経験がないので、ほかの皆さんより就活経験値が著しく低い。。。) ・結論:壮行会は時間があればいろいろ回ったほうがいい。 一方で、壮行会を色々と参加させていただいた過程で、各ファームの特徴や自分のキャリアプランに関して何が必要でどこに行きたいのか、という部分は割と明確になってきた。これは自分の中では大きな収穫。 やはり百聞は一見に如かずであった。とにかく食わず嫌いしないで参加できるとことは全部参加すべし。 ・今後の流れ 今後の流れの中で大きなポイントは ボストンキャリアフォーラム (通称ボスキャリ)であろう。11月の初めくらいに開かれるフェアで、ここでの最終面接やディナーを通してサマーインターンが決定していく模様。 最も本当に優秀な方は渡航前にインターンが決まることがあるとかないとか。 そして、当たり前だがボスキャリで各社の面接に呼んでいただくためには、その前にいくつか事前面接をパスする必要が

#41 最近のいろいろ

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もう早くも飽きっぽい自分の性格が出てきて、久しぶりのブログ更新となった。 とりあえず最近の状況更新を。MBA出発前にやらないといけないことが多くてびっくり。 ・スペインビザ取得 申請から1カ月経って、ようやくスペインビザを入手した。 入手するときは特に持ち物もなく、名前を言うだけでOK。 ・戦略コンサル壮行会もひと段落 戦略コンサル系の壮行会も概ね5月中をもって終了した。結局7社も出席してしまった。なんとなく顔なじみの同期も増えて、出席しておいて非常に良かったと思う。 同じように見える戦略コンサルファームも、行ってみて実際に触れると社内の雰囲気や社員の人柄に違いが見えてくるので、自分のキャリア選択上も行ってみて正解だったと思う。どのファームも非常に魅力的だった。 ・やることが多くて色々忘れがち ただ自己管理能力がないだけ(というか気が抜けているだけ)なのかもしれないが、最近やることが思いのほか多く忙殺されている。 最大のミッションはバルセロナでの 家探し ・・・シェアか一人暮らしか→シェアなら誰と住むか→どう探すか、場所は?→学校の近くOr繁華街?→家賃は?、みたいな感じで堂々巡りになってしまい何にも決まらない!マジで助けてほしい。 次のミッションは 海外送金 。今まで2回授業料振り込みで日本の銀行から現地に海外送金したが、ちょっと手数料が高い。皆に勧められてプレスティアを開設したまではいいが、よく使い方がわからない。笑 てか、そもそもアナログ人間なのでインターネットバンキング怖い・・・みたいな感じでこちらも一向に進まない。 この前までせっかくユーロ安だったのに。買っておけばよかった。 ・MBA後の就職活動 こちらも早め早めに動かないとということで、とりあえず学校のキャリサポに英文レジュメ(CV)の添削を依頼した。 早いところだと、来夏のインターンシップの受付を行っている会社もあるので、マジでゆったりする余裕ないな。 ・MBA中にやってみたいことを箇条書きにする とある説明会でMBA卒業生の方がおっしゃっていたが、MBA中にやりたいことを箇条書きにして、常に持ち歩きアップデートすると非常に役立つらしい。 とりあえず、この記事を書き終わったら実行します。 ・とは言いつつ、体も鍛えないと

#40 水泳ネタ

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今回は「水泳ネタ」です。MBA関連や壮行会関連、渡航準備関連は一切出てきません。笑 さて、先日マスターズ短水路大会に出場した。 MBA受験があったので、約1年半のブランク。まあ、結果は想像以上にひどいものであった。 ・25m バラフライ 14.27秒 (30才区分1位、全体で4位) ・50m 自由形  28.78秒 (30才区分2位、全体不明←記録がクソ過ぎて調べなかった) 順位はまあいいとして、ひどい結果だ。 50m自由形の記録がここまでひどいのはいつぶりだろうか。 反省点 ・スタート慎重に行きすぎ ・てか、スタート反応遅すぎ ・コンディション調整ができておらず、体が重い重い・・・ ・ターンで滑った 会場になったプールもいまいちイケてなかったのだが、それにしても久々の大会ということで慎重になりすぎたのが最大の敗因だろう。 スタート台とターンの時の壁が滑りやすいから注意しろと事前に言われていたのだが、過度に受け取りすぎた。これは練習不足で泳ぎに自信がなかったことの裏返しかな。 調子が悪いときは泳いでいてマジで溺れそうになる。(逆に調子がいいときは、めっちゃ浮いてて、なおかつ進んでる感を実感できる) いずれにしても日本最後の50m自由形(一番好きな種目)でこの記録は泣きたくなるレベル。 スペインに発つまであと1カ月、渡航直前に日本最後の大会(@名古屋)をねじ込んだ。 次は長水路で100m自由形と50mバタフライ。しっかりとコンディションを上げていきたい。 あと、今回大会の催しで「カラー診断」みたいのが行われていた。 ゴーグルの色を変えるだけでパフォーマンスが変わる的なやつで、実際にどの色の時に一番力が入るかをその場で測定してもらえる。(思いのほか、色による影響が大きいのが実感できた・・・気がする) 結果の票をもらったが、なくしそうなので完全に自分への備忘として結果を書いておく。 1.緑 2.青 3.水色 4.藍色 5.橙 6.赤 7.紫 8.黄色 9.茶色 10.黒 11.白 12.灰色 13.ピンク 本番の時は上位の色のゴーグルで、練習の時は下位の色のゴーグルで行うと、ドラゴンボールでいうところの「重力トレーニング」的なことが可能らしい(要は練習をUncomfortable

#39 MBA壮行会 続き2 (ベイン, Rベルガー, AGOS, Affinity)

ここのところ、引き続きMBA壮行会で予定がぎっしりの状態が続いている。疲れはするものの、MBA同期との横のつながりが持てるのは非常に大きな収穫なので、できるだけ参加するようにしている。(もちろん企業研究も兼ねて) 色々な人に会えて、時には驚くような初対面もあり、相当おもしろい。そして、さすがはMBA合格しているだけあり、皆さんかなり高学歴で有名企業出身の方が多い。 さて、今回も備忘録として各壮行会の印象を書いていこうと思う。 ・ベイン マッキンゼー、BCGと並ぶ戦略コンサルの最上位企業。先日マッキンゼーにも参加していたので比較の意味も込めて、期待して参加した。 基本的な流れは他ファームと同じで、最初に企業説明→パネルディスカッション→懇親会。まず驚いたのが、若さ。代表の方がたしか40代前半だったと思う。 また、プレゼンも非常にわかりやすく、洗練された雰囲気を感じた。同時に協調的な社員が多いのが売りである通り、懇親会でもざっくばらんにお話を頂け、個人的には非常に好印象を持ったファーム。 ・ローランド・ベルガー 日本法人の規模自体は大きくないが、いわゆる少数精鋭として知られている。会社の起源がヨーロッパにあるので、欧州への進学予定者として、このファームには興味があった。 会社の規模に比例してか、参加者も割と少なめ。 ベルガーと言えば体育会で長時間労働というイメージがあったが、ご対応してくださった社員の方は非常にスマートで聡明さを感じた。まさに少数精鋭のエリートといった感じ。戦略コンサルなのに起業家精神も大切にしているそうで、小さい組織で熱くやっていきたい人には最適らしい。 ただ、実はESADEの進学者(同級生)でこの時初めてお会いした人がおり、その人との話に花を咲かせてしまったために、社員とはあまり話せず。(ただ、ESADE同期ととても重要な情報交換ができたw) ・AGOS(予備校) 上記のような会社説明会+壮行会ではなく、予備校の単純な壮行会。 正直AGOSはIELTSの講座を一つ取っただけなので、何の思い入れもなかったwww 途中で疲れてしまい、そのまま退出。笑 ・Affinity(予備校) AGOSとは対照的にがっつりお世話になった予備校。 何名かの方が受験時のエピソードをスピーチするのだが、自分のMBA受験に対す

#38 MBA壮行会 続き (Strategy&, IGPI)

引き続き、先週はMBA壮行会が行われた。 と同時に昨日下の歯の親知らず2本目の抜歯を行い、再び死にそうになっている。 さて、壮行会の様子は以下の通り。 ・Strategy& ビッグ4、PwCグループの一つ。戦略コンサルを専門にやっている部隊らしい。私もE●出身なので、なんとなく親近感があった。 丸の内の本社で説明会が行われ、その後隣の部屋で軽食を交えた懇談会が行われた。パートナーの人の話は相当ぶっちゃけトークであり、ここには書けないような内容だが、ある意味的を得ているなあと感心。監査法人のパートナーとは一味も二味も違うなあと感じた。 ・IGPI コンサル業界では有名な冨山和彦さんが主宰するファーム。冨山さんの講演は、昔会計士協会のイベントで伺ったこともあり、その時も面白い話が聞けたとあって、今回も期待して臨んだ。 期待通り、非常に面白い話が聞けて、非常に収穫が多いセミナーになった。 またIGPIの事業内容としても、非常に多岐にわたっており、戦略一辺倒になるのではなく真の経営者を育てようという信念みたいなものが感じられ、将来自分がやってみたいことにも近いなあと感じた。また規模間も現在200名程度のコンサルタントが在籍しており、各人のプロジェクトや進捗をすべてのパートナーが概ね把握しているとのことで、会社として社員の成長を見守っているような印象を受けた。 可能ならインターンの機会を得たいものだ。 さて来週はベイン、ベルガーなどの戦略コンサル中心に引き続き回っていくつもり。 ではでは。

#37 私のスペックと進学校

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(2018年5月22日に一部、追記しました。) 完全に忘れていたが、 目次 で書いていた私のスペックと進学校を書いていく。 先日 MBAドットコム という受験生向けサイトに合格体験記を執筆したのでそれを参考に書いて行くことにする。ただ個人ブログという性質上もう少しきわどい内容も書いていく。詳細は こちら 参照。 とはいえ、もうほとんど記事にしちゃってるんだよな。 気になるものは 目次 を参照に各記事へアクセスお願いします。 【進学校】:ESADE Business School (Barcelona, Spain) 【受験校】:ESADE、Manchester、IESE、Duke等のUS6校 【合格校】:ESADE、Manchester(奨学金オファーあり) 【不合格校】:IESE(アセスメントデーまでは進出)、Washington Olin(Interview後にWaitlistに載ったので、こちらから辞退。)、他のUS校はInterview無し。 【年齢】:出願時30歳 【留学形態】:私費(+奨学金受給予定) 【海外経験】:純ドメ(海外在住経験なし、海外勤務経験なし、英語苦手) 【GPA】:2.9 【GMAT】:640(V:29, M49) 【IELTS】:7.0 (L7.0,R7.0,W6.0,S7.0) 【塾】:Affinity(メイン)、濱口塾、AGOS(IELTS Writingのみ) 【カウンセラー】:Affinity 佐取先生、江戸義塾 【バックグラウンド】:公認会計士試験合格→大手監査法人4年→独立開業2年、純ドメ(海外留学経験なし、海外勤務経験なし、英語苦手・・・) 【スケジュール】: ( #23 )参照 【Why MBA】:深い部分やEssayに書いた点は秘密ですが、大まかにいうと以下の通り。 一番の根っこの部分は単純に海外に行って勉強・生活してみたかった。 実際に監査の仕事をしていて自分の将来に行き詰まりを感じたのと、どうしても英語に対するコンプレックスが消えなかったので、ここでもう一度腰を据えて自分のキャリアや英語と向き合いたいと考えた。あと不幸中の幸いというか、現在の自分の状況(独身、実家暮らし)を考えたときに、年齢的にも環境的にも自分本位の意思決定ができるのも最

#36 マッキンゼー壮行会

先日、マッキンゼーのMBA壮行会に参加してきた。 この時期は概ねMBA受験の結果も出そろってくるタイミングのため、各戦略コンサルファームや投資銀行、就職エージェントなどがMBA渡航前に壮行会(=企業説明会)を開催してくれる。 一番最初は戦略コンサル大手のマッキンゼーであった。 もともと、スーパーマンが集まる超頭脳派集団というイメージがあり、基本的にエリートしかいないんだろうなーとイメージしていたが、いい意味で裏切られた。数人のコンサルタントの方とお話しさせていただいたが、どの人も非常に人間味があり、冷たいエリートのイメージとは程遠かった。 またプロフェッショナルファームということで以前に所属していたE●とも近いのかなあと思っていたが、明らかにマッキンゼーの方々のほうが生き生きしていて(エネルギッシュ)、日々楽しそうに業務に向き合っておられた。 将来ビジョンが明確な人が多く、それぞれの人の考え方を尊重する点や、リーディングファームとしての余裕のような部分も感じ取れて、自分の中では非常に魅力的な会社に思えた。今のところ、個人的には非常に好印象を持ったが、いかんせん世界のトップ企業の一つだからなあ、相手にしてもらえるかどうか・・・。 ちなみに形式は、結婚式みたいに円卓が用意されていて、ビュッフェを食べつつ説明を聞き、その後各テーブルに社員の方が回ってこられるので突っ込んでお話を聞くという形式だった。 引き続き戦略コンサル系の壮行会には参加予定。 ではでは。

#35 スペインビザ申請完了

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さて、今週の木曜日に無事にスペインビザの申請に行ってきた。 手続き自体はあっというまで5分もしないうちに、「はいOKです。じゃあ1か月後に来てください」という感じであった。 前の人が無駄に躓いていて30分くらい待たされて戦々恐々としていたが、インストラクション通りに書類を揃えればなんてこともなかった。 前回 に引き続き、簡単にどういう対応をしたのかまとめておく。 ◎必要書類( 説明資料 より引用、番号は当該資料の物をそのまま利用) 1.査証申請書 →私は ネット上 でファイルを印刷し、同じくネット上で記載例を見つつ見様見真似で作成した。本当に大丈夫だったのだろうかと不安になっているが、指摘は受けなかった。 2.本人出頭(2回) →文字通り スペイン大使館 に出向く。 3.写真 →3.5×4.5のサイズ指定と、背景が白との指定あり。ビジネススクールに出願した時の写真の背景が白だったため、これをコンビニでプリントして貼り付けた。 4.パスポートとそのコピー →残存期間等の定めがあるので、説明資料をよく確認のこと。申請期間中は先方に預けることになる。確か旅行等の時は言えば返してくれるとのこと。 6.入学許可証 →学校から送付されてくる。 プレ英語コースが7月30日から始まるので、それに関するPDFも印刷して持参。渡航予定日は7月16日として提出した。 (MBA本コースの開始は9月3日) 7.無犯罪証明書 → 前回の記事 の通り、各都道府県警察の鑑識課に取りに行く。発行日より 3カ月以内 の物のみ有効。 8.経済能力を証明するもの →私は銀行に出向いて残高証明を申請した。和文でもOKなので、10分もあれば銀行窓口で対応してくれる。発行日より 1カ月以内 の物のみ有効。 9.宿泊証明書 →これも学校から送付されてくる。 10.海外旅行保険 →割と悩んだが最終的にJIの たびほ に申し込んだ。 保険証書がスペイン語で随時発行可能であったのも大きな魅力。ただし、日系の保険会社の保険料は総じて高い感は否めない。 説明資料によると「滞在中の傷害・疾病における死亡・治療及び日本への一時帰国をカバーするという記載内容の保険に加入している証明書(英文あるいはスペイン文)。希望滞在期間をカバーして

#34 スペインビザ(備忘記録)

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渡航前の準備がこんなにも大変だとは思わなかった。 Visaの申請もさることながら、海外送金やら、卒業証明書のアポスティーユやら、よく分からないことの連続でげんなりしている。笑 そんな中、ようやくVisa申請の全容がわかってきたので書いていこうと思う。 プラス自分へのTo doの意味も込めて。 ◎スペインビザに必要な書類 ①申請書 (今週末対応) → 大使館のHP からダウンロード可。書けるところは今週末に書いてしまう。 ②写真 (直前対応) →これは申請の直前に撮る。 ③パスポートのコピー (直前対応) →これも直前の対応。 ④無犯罪証明書 (4/27完了予定) →申請自体は完了、あとは取りに行くだけ。ちなみに各都道府県の警察署の鑑識課に申請に行く。東京の場合は こんな感じ 、埼玉の場合は こんな感じ 、千葉の場合は こんな感じ 。申請前3カ月の物のみ有効。明日取りに行く。 ⑤入学証明書 (待ち) →学校から届くので、待ち。 ⑥経済能力証明書 (4/27完了予定) →基本的に私費の場合は銀行の残高証明書。和文でも可。ついでに明日、銀行に取りに行く。申請前1カ月の物のみ有効。 ⑦宿泊証明書 (待ち) →学校から届くので、待ち。 ⑧海外旅行保険の原本 (今週末には答え出したい) →目下悩みの種。日系大手だと、 JI か AIG か。正直違いがよくわからないので、安くてなおかつ3カ月前から申し込めるJIにしようかと考えている。 同期は 海外の保険 に加入する人もいるっぽい。 ただ、ネゴは日本語でやりたいから、割高でも日系かなー。 一時帰国時の補償や、死亡時の遺体輸送などもセットになっていることが求められるが、日系大手の保険れあれば要件はクリアしているそう。 ⑨健康診断書 (GW前に完了予定) →面倒臭かったので実績のある こちら で予約した。GWの合間に訪問予定。こちらも申請前1カ月の物のみ有効。 単身で行くので、基本的にはこれらが主に必要になるらしい。 あとは申請のタイミングが難しいが、5月中旬に申請→7月の中旬に許可→8月からのプレクラスに参加という算段でいるが、うまくいくかどうか・・・。 ではでは。

#33 MBA私費留学の悩み

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ここのところ、スペインビザ申請のための資料の収集したり、そもそも何が必要なのか確認したり、ビザ関連の手続きにかなりの時間をとられている。 初めての海外生活、準備の段階でここまで大変とは・・・先が思いやられる。 そんな中、昨日今日と時間があったのでGMAT Prepのうちまだ受験していなかったものや、受けっぱなしで復習していなかったものがあったので試しに受験してみた。2日間で4つも受けたww 結果 ①640点(V26、M50) ②560点(V15、M51) ③660点(V28、M50) ④690点(V31、M51) うーん、ポンコツな自分としては悪くない出来である。 果たして1年受験を延長していたら700点くらい行くのかなあ、などと甘い考えが浮かんだが、3秒後には無理だなという結論に達した。(最後に理由書きます) そこで、今回は私費受験生の出願のタイミング(1年延期するのか、今年受けるのか)について自分の考えを整理しておこうと思った。 ◎私費受験生の悩み 私費受験生の悩みは大きく分けて、 ①時間の捻出 ②お金の工面 ③いつ受験するか(スコアが出るまで待つか) の3点が大きなものだと思う。(すみません、私自身が独身なので家族的な項目は書けませんでした) まあ①②は自分で何とかしていくしかない。笑 ここのテーマは③で、ただこれも究極的には個人次第になってくる。 私費受験生にもいろいろなタイプがいる(と思われれる)。そしてその中でも各人が優先順位をもって受験に臨んでいる。 ・何が何でもUSのトップ校に行きたい ・何が何でも今年勝負しなければならない ・今の仕事を大切に気長にスコアの伸びを見つつ挑戦し行きたい ・一応MBAも考えているが、転職などほかのオプションも考えている、等々。 例えば、どうしてもUSのトップ校に行きたいという希望があれば、GMATで700点取るまで出願しないのが正解だろうし、何が何でも今年勝負しないといけないならGMATで500点台でも出すしかない。一方で仕事を大切にしつつ、USトップ校に行きたいとなると出願まで 3,4年かかることもザラ である。 とどのつまり個人の志望や状況によって正解は変わってくる(当たり前)。 ただ、これだと当たり前のこ

#32 夏のイベント

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MBAとは一切関係ない記事書きます。w さて渡航のスケジュールやVisaの手続きを確認していくうちに、少なくとも8月は日本にいないことが分かった。 ということは毎年楽しみにしている夏の2大イベントが見られない! そのイベントとは、 ・夏の高校野球選手権(甲子園) ・水泳高校選手権(インターハイ) である。 私は野球に関しては完全なる素人であるが、高校野球は結構好きで毎年欠かさずに見ている。昨年、地元埼玉代表の花咲徳栄高校が全国制覇して、ああこれで日本に思い残すことはないなあと思ったくらいである。ちなみに、夏休みではあったが勉強しなければいけない身であったので、図書館で人知れずにラジオ中継を聞いていた。 そんな中今年の甲子園は100回記念大会である。2年前くらいから100回大会の主役は大阪桐蔭の根尾選手だといわれていたが、その期待通り大阪桐蔭は過去最強世代ともいわれる力をいかんなく発揮して春を制した。しかも決勝の相手が智辯和歌山というのも激熱であった。個人的に、王者の風格漂う大阪桐蔭高校は結構好きである。大阪桐蔭のユニフォームをテレビを通して見ると、ああ夏だなあと実感できる。 100回記念大会で、王者大阪桐蔭を止める高校は現れるのか、それとも王者がその圧倒的な力で春夏連覇するのか、非常に注目だがタイムリーにみられないのは少し残念である。 ただ大阪代表2校出られるけど、大阪桐蔭と履正社同じ北大阪大会なんだよね・・・。できれば分けてもらいたかったが。 続いては水泳のインターハイであるが、私が高校生スイマーであったこともあり毎年注目している。日本選手権を見ていると、何となくその年の有力選手は分かってくるが、インターハイと言えば各選手が各学校を背負って出てくる。そのため、各人の記録や優勝タイムはもちろんのことながら、チーム(学校)としてどこが強いのかに注目してみると、日本選手権とは違った見方ができる。 特にリレー種目は面白く、各校の真剣勝負が見られたり、普段は違う種目で活躍している選手がクロールで活躍したりと非常に見どころが多い。 そして、インターハイで活躍した選手が後々大学生や社会人になって活躍していくのを見るのもまた水泳ファンとしては楽しみの一つである。 ではでは。

#31 Application関連のTips その2(ネットワーキング)

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MBA受験のことを早くも忘れつつあるが、覚えているうちに書いていこうと思う。 とはいえ、当初書こうと思っていたことも結構抜けているような気がしてならないので、MBA関連の記事を追加で書いていったら、 目次 を更新していこうと思う。 たぶんMBA受験編はこれで完結のはず。 さて、今回は出願関連のうちネットワーキングについて書いていこうと思う。 前回の記事 の通り、MBAは就活的な要素もあるので、Admissionスタッフ・卒業生・在校生とコンタクトをとってアピールすることはテストスコアにも匹敵するくらい重要なことだと思う。(ただ私のようにスコアが足りないと、アドミッションとコンタクトとっても、キャンパスビジット行っても面接なしで落とされます。笑) ・Admissionとどうやって知り合うか 一番確実なのが、MBAフェアや各学校のInfo sessionで来日したアドミッションスタッフと名刺交換(もしくはCVを渡す)を行って、簡単な会話をすることだと思う。(ただ、Info sessionには来日しないこともあるので注意) QSのイベント や MBAツアー は情報収集やコミュニケーションにはもってこいで、アドミッションスタッフとマンツーマンで話せる機会はとても重要。 学校によってはこの段階で1対1でのセッションを実施してくれるところもあるので、是非利用するのがいいと思う。(マンチェスターとか) ある学校ではアドミッションと仲良くしたおかげで、Interviewを通常よりも早い時期に呼んでもらえ、合格発表も期日よりもかなり早く知らせてくれた。 なお、当たり前だがアドミッションとの会話は英語になる。しかし、行きたい学校であれば突撃あるのみだと思う。多少の英語力のなさはマイナスにはならないと思う、それよりも熱意を見せよう。 ・在校生、卒業生とのコンタクト 学校を知る上では生の声を聞くことも大変有用なので在校生、卒業生にもコンタクトをとってみるといいと思う。 まず、各校とも 在校生・卒業生の皆様は非常に親切 で、お忙しいところ積極的に面談やSkypeセッションに応じてくれる方が多かった。MBAを志して合格されている方は、頭がいいだけでなく、後輩にも何て協力的なのだろうと、深く感動したのを覚えている。 本当に感謝してもしきれない。 私

#30 いつ日本を飛び立つか

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突然であるが、いつ日本を発つか迷っている。 行先はスペイン・バルセロナで正式にコースは9月開始。しかし、学校のHPを見ると8月から、英語とスペイン語のIntensiveコースみたいのがあるらしく、できればそれには参加したいと考えている。 ただ、英語力には相当な不安を抱えており(しつこいようだが、IESE Assessmentdayの衝撃は未だにぬぐえていない)、可能な限りMBA開始前にサマースクール等には参加しておきたい。 調べていくとUSの学校は結構サマースクールの情報が出てくるが、如何せんスペインということでなかなか情報の入手に苦戦している。 それに加え、ビザ申請、海外保険、住居探し、銀行口座関連の整理、クレジットカードをどうするか等々、やらないといけないことが山積で何だか受験終了後も全く一息付けない状態が続いているwww スペインビザに関しては、ちゃんと取得出来たらこのブログにも関連記事を書いてみようと思う。 本当に何から手を付けていいのやら・・・ 合格から3カ月近くたったが、準備の遅さ+情報量が意外と少ないことにやや焦りを感じてきている。 あと、スペイン語学習が全く継続できない・・・難しい、覚えられないwww 色々と手遅れにならないようにしないと。 6月末に本当に仲のいい同期カップルの結婚式なので、現実的に出発は7月かなあ。 ではでは。

#29 Application関連のTips その1(学校選択)

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MBA受験は「受験+就活」という表現で表されていることが多い。 私自身もこの意見に関しては大いに賛成である。 この「+就職」という部分であるが、就活の業界(企業)研究やOB訪問のようなことをMBA受験ではやったほうがいい。 今回は一番初めの学校選択について書く。 ◎学校研究 (選定のクライテリア) ・ロケーション おおむねUS、EU、アジアの中から選ぶのが普通かと思われる。 私はどちらかというとEUの学校に行きたいと考えていた。しかし、EUの学校はほとんどが1年プログラムのため、2年制が主のUSの学校についてもその志望校に入れて考えた。 なお、最初の段階でEU>USと感じたのは以下の理由。(あくまで私見です) ・US校ではInternationalの学生の割合が小さく、どうしてもクラスの端っこに固まってしまいそう。存在感を出すのが大変そう。 ・EU校は国籍のマジョリティーがないため、全員がマイノリティーとして平等に活躍の場がありそう。 ・休みに多くの国へ旅行したい ・ヨーロッパってなんかかっこいい ・ランキング MBAプログラムを提供している学校数は相当多いので、最初の時点である程度の絞り込みが必要だと思う。 多くの人がここでMBAランキングを使用して、スクリーニングしていくが、やはりこの方法が王道だろう。 ただ、厄介なのがMBAランキング自体も結構多くの機関(Economist, FT, QS, US Newsなどなど)から算出されていて、なおかつランキングの幅も各機関によってまちまちなのである。 各ランキングの特徴はほかのブログ等で言及されているので、ここでは割愛するが、個人的に使ったランキングは以下の通り。 ・ Financial Times ・ US News  (US校のみ) ・ QS MBA Ranking EU校は以下の項目の通り、プログラムの長さで絞っていたためそれほど多くの候補が残らなかったが、US校はおおむね上位30校くらいをピックアップしてその中で大まかな比較をしていった。 ・プログラムの長さ 私は純ドメだったこともあり、2年のプログラムがよかった。US校であればほぼこの要件を満たすが、EUではLondon Business S

#28 まさかのWaitlist入りと親知らず

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昨日は歯科医で親知らずを抜いたが、痛みもなかなかのもので結構大変であり、非常に疲れた一日となった。完全に甘く見ていた。 4月1日に1年半ぶりの水泳大会に出場予定なのであるが、この状況ではなかなか練習ができそうにない。 本当に親知らずを完全に甘く見ていた。今日も痛みと違和感との戦いで何をするにも集中できそうにない。 さて昨日、とあるUS校の発表日であった。 Interviewまで行ったものの、まあ難しいかなと思っており、不合格を覚悟していたところまさかのWaitlist入りであった(日本でいう補欠)。 合格者に欠員が出たり、合格者のDiversityを調整するための調整弁という感じだとのこと。 この学校は2nd Roundの締め切り直前にアドミッションから、「受験料無料だし、推薦状もいらないから出願してみない」と言われて、その日のうちにApplicationを作成して提出した学校であった。 EU校の面倒くさいEssayの経験もあり、そのころには ネタ帳 も結構たまっており、この学校のEssay執筆は数時間で終了した。そんな突貫工事でなおかつ学校調査も十分ではなかったが、結果的には補欠まで行くことができた。 正直、これは完全に予想外の展開であった。US校に一矢報いたという安堵感とともに、果たして進学先はどうしようかと。 とはいっても、今のところバルセロナの学校が優先か。 カウンセラーと相談していろいろ決めていこうと思う。 ではでは。

#27 日本の受験とMBA受験の違い

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今回実際にMBA受験をしてみて、以前から分かってはいたが、日本の受験システムと海外のシステムの違いには大きく悩まされてきた。 これを自分なりにまとめてみたいと思う。 ◎日本の受験システム 簡単に言うと「今」の力のみが問われる。 過去にどのような成績であったとか、過去に何をやったとか、また逆に将来的には何をやりたいということは関係がなく、「今」の点数が唯一の判断基準として、それに基づく合否が算出される。 ある意味、一発逆転がしやすい仕組みであり、まぐれ当たりも存在し得る。そして競争において、非常に公平な戦いといえる。 ◎海外(MBA受験) 「過去」「今」「未来」の3点で総合的に判断される。 具体的には以下の通り。 「過去」 過去の大学の成績(GPA)や、過去の職歴、キャリアでの経験が大きく合格に影響する。特に 過去の職歴やこれまでのキャリアで何をやってきて、何を得たのかは合格するEssayを書いていくうえでこれ以上ないくらい重要 。 つまりMBA受験を志した時点である程度、今まで自分がしてきたことと向き合わねばならず、MBA受験 スタートの時点で大きな差がついていることもあり得る 。(語弊を恐れずに言えばスタートから不公正ともいえる) そしてこれらのハード面に加えて、ソフト面(そもそも性格的に社交的でみんなを引っ張て行くタイプか)も過去の蓄積なので、今からなかなか変えられるものでもない。 加えて 帰国子女かどうか という過去の経験がこの受験に大きな影響を及ぼすことは言うまでもない。 ちなみに筆者は 大学の成績は絶望的 、キャリアに関しても周りのApplicant(戦略コンサル、商社、IB)に比べると華やかさにかけ、どちらかというと後方からのスタートであった。(しかも結局最後まで追いつけなかったし・・・w) 「今」(現在) これは言わずもがな、スコアメイクのことである。 このブログでも取り上げているIELTSやGMATがそれに該当する。 これは頑張っていい点を取るしかない。 上の「過去」と違ってこちらは至って公平な勝負である。 またスコアメイクだけでなく、現在の仕事で今まさにどういったことをしているのか(それが以下の「未来」につながるために有効なのか)も重要。 「未

#26 IESE Assessment Dayについて

今までの記事 #17 , #18 あたりで言っていた選考イベントというのはIESEのAssessment Dayの事である。 IESEは言わずと知れたヨーロッパトップ校の一つであるが、その選考において何とか私はAssessment Day(以下、AD)まで残ることが出来た。これは受験者を集めて、グループワークをさせてその様子で評価をしようという選考イベントである。 GMATは640でかなり際どい線にいた私は1か月前、面接を何とかうまい感じで乗り切り、まさにこの最終選考とも言えるこのイベントに呼ばれ、ここのパフォーマンス次第ではトップ校からオファーがくるという理想的な状況にいた。 だが、逆にスコア面でのアドバンテージがない状況だったので、一つのミスも許されないという状況だったことも間違いない。 そして、 私はこのAssessment Dayで何もできず、儚く散った。 前にも書いた と思うが、ここでのパフォーマンスは 我が人生における ワースト3には入るであろう大失態 であった 。 ◎概要 概要は上記の通り、テストスコアや面接では測れないグループワークでの立ち振る舞いや貢献、入学後に本当にやっていけるのか、と言った部分の選考である。 私の時はバルセロナとシンガポールが選択でき、私はアクセスのしやすさからシンガポールを選んだ。 インド、韓国、台湾、中国、オーストラリア、フィリピンあたりの受験者が同じく集まっていた。 軽い自己紹介の後に、7,8名のグループでのワークとなり、その後プレゼンが行われた。 (詳しい内容は書いていいのかわからないため、ここでは割愛させてください) ◎反省点 このADははっきり言って 純ドメにとっては相当厳しい内容 である。(私の英語力の問題もあるが) まず、そもそも同じグループのディスカッションについていけない。アジア人とは言え英語が早すぎて本当に聞き取れない。 そうしていると、自分の役割が全く出来ずに、チーム内でのプレゼンスを失っていく。発表に関しても同じで、自分からガツガツいかないと、プレゼンの担当すら割り当ててもらえない。 次に他班の発表も同じく、全く聞き取れずに、そうしていると当然質問もできない。他のApplicantはガシガシ質問しているのに私は一言も発することが出来なかった。 今ま

#25 MBA US校とEU校、てか終わった・・・

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本日、ヨーロッパの某Top校から不合格の通知を受け取り、私の受験生活は終了した。 実際にはあと2校ほど結果を出してきていない学校があるが、この2校は事実上不合格なので、進学先も含めて本日の通知をもってすべてが終わった形になる。 ◎戦績・・・惨敗!(けど進学する学校には満足している) あまり言いたくないが結構多く出願してわずか2勝5敗(2校は結果まだだが多分敗北なので、事実上 2勝7敗 )、思ったよりも相当厳しい現実だった。まさにDingの嵐が直撃した形となった。 (追記)最終的には 2勝6敗1分け でした。1分けは1校Wait-listに載り、そのまま辞退したため引き分けとしました。 ◎ヨーロッパは3戦2勝、USは全敗!! GMAT 640(+私費、純ドメ)というステータスではUS校には全く歯が立たない ということを身をもって証明した形となった。 皆さんがおっしゃられるようにスコアの要求水準、優先順位は明らかにUS校>>>EU校という情報はまさに正しかった。 USは本当にスコア重視だと実感した。(ちなみに出願したのはUS Newsランキングで10位~20位付近の学校です) ちなみにUS校は640程度ではInterviewのInvitationすら送ってこなかった。 うち1校はGMATの80%レンジが620なので、インタビューくらいは呼ばれるだろうと思っていたが、何の音沙汰もなくいきなり不合格通知だから正直納得はできなかったが、これが現実。。。 特に私費、純ドメの皆さんのうち、USでMBAを取りたいと思ったら、 スコアメイク が一番大切 と思って、GMAT700を目指されることをお勧めする。 ◎戦略ミス (出願校ポートフォリオ) これはもう終わったことに何を言っても意味はないが、出願校のポートフォリオをミスったなと実感している。 わかっていたのに、US校のしかも結構時間のかかりそうな学校のEssay、Applicationに直前期のリソースを割いたことは悔やんでも悔やみきれない。 それなら、ダメもとでLBSに出願しておけばどれほど(同じ落ちたにしても)気が晴れていたか。 うーん、全く気が晴れない・・・ ではでは。

#24 押し寄せる後悔の念(ネガティブ)

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ここの所、大幅に勉強時間が減っている。やはりやらないと英語力というものは目に見えて落ちてきているように感じる。。。 しかし、どうも結果待ちの間は何をやるにしても集中できない。 何となくもうこれ以上はダメそうな予感がしているものの、結果が出ていないうちは、無駄とわかっていながら上位校に受かっていないかなあ・・・と儚い妄想をしてしまうものである。(もちろん現在の合格校も素晴らしい学校である。) と同時に、MBA受験の反省点が次々に頭に浮かんできて、自己嫌悪に陥りがちである。 MBA受験にはこのブログでも書いている4つのフェーズを乗り越える必要がある。スコアメイクとしての①英語の試験(TOEFL/IELTS)、②学力試験(GMAT/GRE)、出願書類としての③Essay作成、そして①~③がそろってようやく各校に出願である。 出願後には④Interviewが待っている。④を突破して晴れて合格というわけだ。 ◎各フェーズでの後悔 ①IELTS IELTSは早々に7.0は出たものの、7.5を出すことが出来なかった。本来日本人が稼ぐべきReadingへの苦手意識が払拭できなかったのがその原因だ。色々試したのだが・・・ #5 参照。Rでバシッと8.0とかそれ以上を出せていれば、総合で7.5も行っただろうし、GMATのRCでももう少し勝負が出来たはずだ。 ②GMAT(これは反省だらけ。我が受験の最大の戦犯) 勉強の順序として、Math→CR→RC→SCという順序でやっていった。正直間違いではなかったと思うが、 SCは早めにやっておいた方がよかった 。確かに日本人学習者はSC偏重とか、SCだけやっていても英語力はそんなに上がらないとか言われるが、その前にはっきり言って、 SCは相当奥が深い 。個人的な感想であるが、2,3か月の付け焼刃でどうにかなる相手ではない。SCは最初にやるくらいの方がいいのではないかとも思った。そうすれば、GRE転向という選択肢も早く下すことが出来る。 あと、順序として私は実直にこの順序でやってしまったが、当たり前のことを言うようだが 早い段階で全ての科目に触れたほうがいい 。私はこの順番にこだわりすぎて、 全体像の把握が大幅に遅れ、タイムロス をした。 他にも反省は多いが、ここに書ききれなくなるので割愛

#23 MBA受験スケジュール

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MBAスケジュールは全部終わって確定した後に書こうと思っていたが、もう現段階でほとんどできることは終わっているので、時間のあるうちにスケジュールについても書いてしまおうと思う。 ◎MBA受験スケジュール 私のMBAへの挑戦は独立後、自分の会計事務所を開いたのと同時に2016年7月から始まった。 4,5,6月が繁忙期なのでそれが明けた7月からのスタートであった。尚、20016年3月にノー勉でIELTSを受けたら5.5だった。 (2016年) 7月 勉強開始 IELTS公式問題集とWは通信講座を始める。 8月 IELTS 6.0。本当は6.5行けるはずだと思っていたが、Lが伸びず 9月~10月 AGOSやAffinityのIELTS講座に通ってみる。LのDictation始める( #4 参照)。ただIELTSは 6.0のまま伸びずにかなり不安を覚える。 12月  IELTS 7.0獲得 (6.5をすっ飛ばしてなぜか7.0獲得)。しかしなぜかSが異様に悪い( #7 記事参照)。バランスが悪いのでIELTSも継続的に勉強を維持。 (2017年) 1月 GMAT勉強開始(MathとCR受講) 2月 引き続きMathとCR受講。Mathは何とかなりそうとの手ごたえを得る。 3月 キャンパスビジット決行(シカゴ、ケロッグ、Duke、UNC) 4月 RCを受講。繁忙期で勉強時間が大幅に減る。 5月 RC引き続き受講、SC開始。引き続き勉強時間が減る。IELTSを受けてみるとなんと6.0にへこんでいた。勉強時間減少の影響か。 6月 SCがちんぷんかんぷん。基礎文法へ立ち戻る。なんとか IELTS 7.0獲得(出願スコア、L7.0, R7.0, W6.0, S7.0) 7月 濱口塾始める、何となくSCがわかり始める 8~9月 ひたすらGMATの対策。PCの画面上でOGやPrepを解く 10月 GMAT初受験(500点台前半・・・) 11月 GMAT2回目(500点台中盤・・・)、Essay本格的にやり始める、推薦状手配。 12月  GMAT3回目(640点、出願スコア) 、これ以降はEssayのみ注力。GMAT4回目(スコアキャンセル)。 (2018年) 1月 出願完了、すぐさまInterview Invitationを受領。GMA