#44 Speaking Skill

なぜか最近IELTS Speakingに関する記事(こちら)へのアクセスが多いので、Speakingについて思うところを書いておこうと思う。

◎テストスコアと実際の会話の違い

テストスコアと実際の会話力はあまり関係がないと思う。
極論を言ってしまえば、テストにおいては内容は嘘でもいいのでスムーズに話せればいいスコアが取れる。実際私もIELTSのSpeakingの試験において、自分の意見を述べる時も自分の本心ではなく、答えやすい内容をあえて答えることが多々あった。

当たり前だが、Speakingの試験はあくまで「会話ができるか」がポイントであって、個人的な見解や主張はどうでもいい。(ただしロジカルな構成は必要)

試験において「このTopicに対してどう思う?」的な質問が来た場合、Aと答えるか・Bと答えるか、これはその後の展開がしやすいほう(理由を説明しやすい、エビデンスを示せる等々)を選ぶのが正解である。

一方で、通常の会話はそうはいかない。
同じく「このTopicに対してどう思う?」的な質問が来た場合、当然だが相手は明確にこちらの見解を求めている。自分がAだと思ったら、Aだと思うと主張し、その後はAを支持する論理展開をする必要がある。

なんでこのような話をしているのかというと、現在留学前に英会話を受講しているのだが、案外ここのところのギャップに苦戦している。個人的にはAだと思うのに、Bで論理展開したほうが簡単だなあ、という場面に遭遇することがあり、ついつい「俺はBだと思う」と嘘をついてしまうことが多い。笑

特にMBAは本音で議論しあうグループディスカッションが活発なので、自分の考えを論理的に説明するスキルは必須である。今のままだとダメダメだなあ。
こうしてみると、IELTS Speakingのスコアは7.0以上をとったことあるし、MBAの合格も頂いているものの、会話力はまだまだ全然ダメだなあと痛感してしまう。

本当に英語は難しい。

要はテストはテストと割り切って、向き合いましょうというのが言いたいことです。笑

ではでは。

このブログの人気の投稿

#8 数学力とQuantitative (GMAT/GREのMath)について考えてみる

#37 私のスペックと進学校

#7 IELTS所感 その5(Speaking編)