#4 IELTS所感 その2(Listening編)

さて、今回はIELTSのListeningについて。(最高スコア7.5、出願スコア7.0)

個人的にはIELTSにおいてListeningは一番重要な種目だと思う。
試験内の一番最初の種目なのでここで気分が乗れるか、コケるかでその日のモチベーションを左右しかねない。あと、最初の種目ということで、そこそこ緊張する。

◎IELTS Listening対策

ではまず方法論を書く前に、Listeningに使った予備校や参考書は以下の通り。
(予備校)
AffinityのL/R戦略クラス
・AG●SのListeningクラス
(参考書)
オフィシャルガイド(IELTS11,10,9)
公認問題集3回分
白いオフィシャルガイド

まず当初私は、Lのスコアが5.5や6.0から全く伸びずに、ヤバいと思いMBA受験界最大手予備校のAG●Sに駆け込んだ。内容は体系だっていたが、うーんという感じ。

次にこちらもMBA受験生に評価が高く、特にGMATで定評のあるAffinity英語学院のクラスを取ってみることに。(後々Affinityにはめっちゃお世話になる。)
ここで今後の受験における師の一人、内宮先生と出会う。
師いわく、「IELTSのListeningはDictationの試験なんだから、Dictationが一番重要」とのこと。
Dictationとは、簡単に言うと聞き取った英語を一字一句違わずに、そのまま書き留めていく方法。適当に10秒くらいの文や文節で区切って、それを10回ずつくらいリピートさせて、その間にひたすら書き取っていくという、なかなか骨の折れる作業。

しかし、受験界のトップ講師がそう言うならと、だまされたと思って、授業教材→オフィシャルガイド→白いオフィシャルガイドとひたすらDictationやっていくうちに、Lは7.0を下回ることはなくなった。練習では8.0相当のスコアが出ていたが最高が7.5にとどまったのは少し反省点。

◎Dictationの手順

方法論自体はググればいくらでも出てくるので割愛する。ただ私はIELTSのListeningセクションの1題を2日で片付け、週末にちょっと頑張って全4題を1週間で片付けるペースで実行していった。平日は昼休みの1時間をひたすらDictationにあてて、ある意味ルーティンワーク化することで、機械的にではあるが最初はDictationをこなしていった。慣れてくると不思議なもので、1時間無理なく続けることが出来た。
難しいことはなく、とにかく聞く→書き取るの繰り返し

ちなみにDictationで非常に役立ったのはこちらのアプリ。有料だけど絶対に購入して損はないはず。


◎その他に大切なこと

当日、まずやらないといけないことは「問題の先読み」と「キーワードのチェック」。これが出来るのでIELTSのLは、はっきり言って純ドメでも何とかなるレベルである。

以上まとめると、IELTSのLに関して実施することは、対策段階では「Dictation」、本番では「問題の先読みと、キーワードのチェック」。この2点さえしっかりやっていれば、最低でも7.0は安定して取れると思う。

◎IELTS以外では

読解にも精読と多読があるように、リスニングにも清聴と多聴があるというのが自論。上記のDictationは清聴の特訓そのものである。
では多聴についてはどうするか。私はポッドキャストのNHK Radio Japanを毎日通勤しがてら毎日聞いていた。だいたい15分番組なので飽きずに続けられておススメ。

ではでは。

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