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#52 夏になると思い出す(受験を振り返る)

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なぜか夏になると毎年、いまだに大学受験予備校のパンフレットを見てしまう癖がある。笑 もう10年以上前なのに、大学受験はやはり人生の挫折の一つとして胸に刻まれているんだなあ、と自分の無意識の感覚に驚いてしまう。 ◎受験戦歴 中学受験、大学受験、会計士受験、MBA受験と大きなテストは今までの人生で4つ通過してきた。自己評価としては、 ・中学受験→◎ ・大学受験→▲ ・会計士受験→〇 ・MBA受験→〇 といった感じ。中学受験は文句なしで大成功。自分の実力以上の結果を出すことが出来て大満足だった。 会計士受験は一度短答式に落ちているものの、最終的には短期でパスできたので、まあ結果オーライ。 MBA受験も、特にGMATはまだまだやれた感があるが、最終的にはとても良い学校に進学出来ているので結果オーライ。ただし、今年の2,3月はマジで毎日悔やんでいた。 だが、卒業生や同級生と会ってみて、ESADEのことがより好きになり、これが自分にとってベストだと確信が持てるようになってきた。 冒頭の通り、やはり大学受験は未だに悔いている節がある。どう考えてももっと効率的にできたし、もっと早期に結果を出すことができたはずである。最終的に、早慶の某学部に拾ってもらえたから助かったものの、最後は首の皮一枚だった。 ◎勉強の型 実は自分は都内の結構な進学校出身なのだが、周りを見ていて大学受験当時は自分の「勉強の型」が出来ていなかったなと思う。結局自分の「勉強の型」が分かったのは会計士受験の最中であった。ハタチを超えてようやくこれが分かったので会計士試験は受かったと思っている。 一方でMBA受験は「勉強の型」は分かっていたものの、他の制約が多すぎた(=勉強だけしてればOKというわけにはいかない)。社会人なので特に時間が自由に使えない。それと地頭の悪さが災いして、GMATはなかなか成果を出すことが出来なかった。 「勉強の型」ってなんだよとツッコミを入れたくなるが、これは言葉では説明できないので勘弁。。。汗 何て言うか、全般的な勉強の仕方+どういう気持ちで勉強に向き合うかみたいな・・・。 ◎妄想話 毎年夏になると予備校のパンフレットをウェブで眺めつつ、もう一度大学受験をやってみたらどうだったかなーと

#51 公認会計士という資格

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ここ最近、大学時代に公認会計士という資格を取得しておいて本当に良かったなと実感することが多い。(注:ここでは会計士試験論文式(2次試験)合格を資格取得を同義と捉えます) MBA後へ向けての就活や、MBAプレクラスのAccounting授業など、目に見えるメリットもあるが、精神的にもメリット(漠然とした将来への危機感は他職種よりは薄いなど)も結構あるように感じる。 ブログ投稿も50記事を超えたので、ここで少し毛色の違うものも書いてみようと思う。(相変わらず読者いないですがwww) ◎会計士試験の概要 調べるのが面倒なので、覚えている範囲で書く。まず1次試験として短答式、2次試験として論文式があり、それに受かると概ね資格取得となる。上記(注)書きでも書いたが、修了試験(3次試験)や実務要件のことはここでは割愛。 短答式の試験科目は 財務会計、管理会計、監査論、会社法。 論文式の試験科目は 財務会計、管理会計、監査論、会社法、租税法、選択科目(経営学、経済学、統計学、民法から1つ)。 ちなみに9割がた経営学を選択する。 ◎試験として 個人的に、この試験は非常に優秀だと思う。会計士なので会計・税務関連の科目があるのは当たり前だが、幅広く色々な科目の知識が必要になってくる。特に選択科目(経営学)があるのは秀逸だと思っている。 経営学は文字通りの経営学に加えて、ファイナンスの基礎を問う問題も出題範囲である(DCFとかCAPMとかベータとか)。 正直このあたりのことを大学の講義で聞いても、よくわからぬまま試験の過去問を暗記して、よくわからぬままとりあえず試験はパスという感じになっていただろう。 しかし、会計士試験という点数を稼がないといけないというプレッシャーがかかった状況では、いやでも真剣に取り組みそれなりに理解・習得することが出来る。個人的にここでファイナンスの基礎を習得できたのは結構な財産だと感じている。 ◎MBA受験との関係、難易度 正直ビジネススクールに入るためには、 会計士だから優位ということは一切ない 。ちなみに 社費派遣は私費派遣より目に見えて有利 。私費の人頑張りましょう。 MBA試験はある種「地頭の良さ」+「英語力」が必要で、努力ではどうにもならない部分もある。また「運」の要素もある(GMATの点数のボ

#50 住居決定とスペイン到着後にやること

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レストランで食事が運ばれてくる前に、携帯をいじっていて、ふとメモ帳に目をやった。するとIELTSで苦戦していた当時の試験の感想や自分への戒めのコメントがいくつか出てきた。 その中にはこのブログですら書けない自分自身への罵詈雑言が結構あり、 今にして思うとIELTSですら結構苦労していたんだなあ と、少し感慨深くなった。 ◎住居決定!! ようやく家が99%決定した。場所は観光名所のカタルーニャ広場の真ん前w よくデモとか起こるけど、大丈夫かしら・・・ 長い道のりであったがルームメイトを募ってから1カ月半くらいでようやく決定した。最初はルームメイト探しや、Skypeでの顔合わせ、さらには物件の内見等、私が率先してやっていき、ほかの2人はフリーライドかよと思っていたが、最後に国ごとの違いが出たw まず、ドイツ人。イメージ通り厳格!私が不動産屋とやり取りしていて、不動産屋も英語がそんなに得意ではなく、やり取りに行き詰っていると感じるや否や、「交渉関係は俺がやる」とスペイン語がわかる彼の友達を介して、契約関連一式を対応してくれた。 やはり交渉事や契約事に関しては、自分が納得しないとダメというスタンスで、納得するまで不動産屋と交渉をしてくれた。非常に助けられた。 次にイタリア人。彼は特に何もしていないが、輪を乱すこともなく、我々の提案に意見することもなく、のらりくらりという感じだった。笑 しかし、お金の振込や契約書へのサインは滞りなくやってくれたので、そういった面では感謝。 そういえば、日本、ドイツ、イタリアの組み合わせってどこかで・・・。 4 Bedroom (うち1つは小さい)+2 Bathroom の部屋である。 ◎到着後にやること さて、家探しもそうだが、スペイン到着後にやることは案外多い。ここでまとめてみる。 ・携帯電話(もしくはSIMカードのみ)取得 →空港で対応可能。 ・銀行口座の開設 → ESADE の生徒であれば、事前に案内のあるスペインの銀行で口座開設可。その後、サインをするために支店に出向くと、デビットカードをもらえる。 ・ 在留届 の提出 →リンク先のサイト参照。すぐに完了出来る。 ・住居決定 →頑張ってください。 ・エンパトロナミエント(住民登録) →住居が決定し

#49 家探し佳境+海外送金Final+授業開始

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さて、なかなか決まっていなかった家探しもようやくゴールが見えてきつつある。 ◎家探し 結局、学校のFacebookサイトにある、ルームメイト募集のExcelシートから連絡を取ってみたドイツ人と、同じく彼にコンタクトをとっていたイタリア人の3人でシェアすることになりそう。 今までの人生でここまで外国人と頻繁に連絡を取り合うのも初めてというレベルで、毎日チャットをし、Skypeでも色々と話した。 バルセロナに到着しているのは自分だけなので、とりあえず目ぼしい物件は片っ端から代理店に電話やメールをして、内見の予約を取り見て回った。この前の記事でも触れたが、スペイン人の英語話せる率は基本的に結構低いので、スペイン語のみしかダメそうなところは基本無視するなど色々と大変であった。 そんな中、個人的に良さそうな物件が2件ほど見つかり、どっちにしようか今意見している最中である。日本で例えると、一つは渋谷駅近の市街地ど真ん中、もう一つは駅からはやや外れるが表参道的な感じ。 もうどうせだから、思いっきり街の中心部でもいいのかなーと思っている。 ◎海外送金 さらに続き またまた海外送金のお話です。笑 しつこいようですみません。やっぱお金の話は好きみたい、会計士だからなのか。 結論として 先述 の Transferwise で出来るだけ多めに送金をすると、お得であるということが判明。 2018年8月4日の円対ユーロレートは約@128.73。 この時100万円を①FXサイト( YJFX )→ Prestia →スペインの銀行の従来スタイルで換金すると、 1,000,000円/128.73=€7,768.19が最初手に入り、これを一度Prestiaに入金(ちなみにこの時FXサイト→Prestiaで1,500円かかる)。その後にスペインの銀行に送金すると、中継銀行手数料で€20、銀行手数料で€18が引かれて€7,730.19が手元に残る。 次に② Transferwise のみ使用した時は、 サイトによると現時点では1,000,000円は€7,726.73になるらしい。一見すると、換算レートが@129.42で上記①よりも悪く見えるが、こちらの場合追加での手数料は一切発生しない。それでも①のほうが最終的な受取€が多いが、FXサイトからPrestia